ATAC:Auto controlled Torque Amplification Chamber
自動調整トルク増幅排気機構
高速域でのパワーはそのままに、低・中速域でのトルクアップをもたらすホンダ独自のシステム
2ストロークエンジンの低速回転域でトルクのなさをアシストします。
排気系に可変バルブを装着、チャンバーの容量を変えて実現する構造をもちます。
エンジン回転数を電気的に検知、ソレノイドが反応。リンケージを介入して、サブ・チャンバーに連結したバルブの開閉を行ないます。
低回転時にはバルブが開いており、脈動圧力波はサブ・チャンバーへと導かれますが、高回転時にはバルブが閉じて主排気系だけが機能します。
画像はATAC搭載のホンダNS250F/Rのエンジンです。