バイクの老舗ブランド・ホンダが生み出した、人気のネイキッドモデル・ホンダCB1300スーパーフォア。
ホンダ・CB1000スーパーフォアを引き継ぐ形で登場したモデルで、1997年の東京モーターショーで初代SC40がお目見え。
翌年3月に販売が開始されました。
この記事に書いてあるコト
ホンダCB1300スーパーフォアってどんなバイク?
バイクの老舗ブランド・ホンダが生み出した、人気のネイキッドモデル・ホンダCB1300スーパーフォアはどのようなバイクでしょう。スペックなどを踏まえ、バイクの内容をチェックしてみます。
- http://www.honda.co.jp/CB1300/
CB1300 SUPER FOUR | |
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車名・型式 | ホンダ・2BL-SC54 |
全長・全幅・全高(mm) | 2,200×795×1,125 |
軸距(mm) | 1,520 |
シート高(mm) | 780 |
車両重量(kg) | 268 |
エンジン型式 | SC54E |
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒 1,284cc |
内径×行程(mm) | 78.0×67.2 |
圧縮比 | 9.6 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 81[110]/7,250 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 118[12.0]/5,500 |
燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 |
燃料タンク容量(L) | 21 |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 |
変速比 | 1速3.083、2速1.941、3速1.478、4速1.240、5速1.074、6速0.964 |
タイヤ | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
フレーム形式 | ダブルクレードル |
それから何度かマイナーチェンジが行われたのち、2003年にフルモデルチェンジされ、ここでホンダCB1300スーパーフォア(C54)が誕生します。
いわゆる「二代目」に当たるものが、現在販売されているモデルです。
発売から現在まで進化を続け、人気を維持しているこのバイクは、見た目の美しさもあって多くのファンが付き、ホンダバイクの最高峰として尊敬と注目を集めています。
スーパーボルドールは、ハーフカウルを付けた派生モデル(2005年発売)になります。
ホンダバイクのおススメポイント
ホンダらしい重厚感あふれるデザインと、それに反比例する乗りやすさが人気のバイクです。
大型バイクだからこその車体の重さと、またがった時に感じる足つき性の悪さから敬遠されがちですが、乗ってみると重さをまったく感じさせない軽やかな走りを見せてくれるところが魅力。
重量が重いことから安定感は抜群で、長距離のツーリングでその真価を発揮してくれます。
大きなバイクであってもとことん乗りやすさを追求しているところは、創業から現在まで堅実なバイクづくりをしてきたホンダの魂が見えるところですね。
1300㏄であること、4気筒を採用していることから非常に加速に優れ、リッターバイクならではの優れた加速感を体感させてくれるところは見事としか言いようがありません。
スピードを出したいと思った時に、スムーズに加速できる心地よさもCB1300スーパーフォアならではでしょう。
厳つい男らしさが漂う外観ですが、特に注目したいのはタンクからシートに流れるようなスタイルです。
リアシートのより後方部分が跳ね上がり、文字通り空気を切り裂いて進むような流麗なデザインは圧巻。
優等生な性能だけど、デザインは男のあこがれに極限まで近づけている…そんなホンダのこだわりがバイクに現れています。
ホンダCB1300スーパーフォアの人気度
ホンダCB1300スーパーフォア、スーパーボール共にかなり高い満足度を誇るバイクです。
特にデザイン性への支持は高く、ホンダCB1300スーパーフォアに漂う風格に惚れて購入したという人も相当数いるほど。
この点で言えば、日本で販売されているバイクの中でもトップかそれに次ぐ人気と言ってもいいでしょう。
次いで人気なのが「エンジン性能」。
トルクの性能が高い評価を受けており、スピードを出したい時にグンと上げられる操作性の良さは多くのライダーに支持されています。
悠々と走ることができるこのバイクの爽快感は、ライダーにとってどんなものにも代えがたい最高の喜びのはず。
乗る人間を必ず最高の形で楽しませてくれるバイクです。
見た目の厳つさとは裏腹に、性能的には尖った部分がなく、ホンダのバイクに良く言われる優等生らしさも忘れていません。
ゆえに運転しやすく、安心して操作できる点では初心者にもおススメです。
昨今の教習所では、このホンダCB1300スーパーフォアが教習車として使用されており、その点から見ても「初心者でも扱いやすいバイク」になることは明白です。
初心者からベテランまで、どんな人が乗っても楽しいホンダCB1300スーパーフォアは、二輪車の中でも突出した人気があることは間違いありません。
ホンダCB1300スーパーフォアの良い点・悪い点
迫力満点のホンダCB1300スーパーフォア。その迫力とは裏腹に抜群の乗りやすさ。そしてオーナーの所有欲を満たすホンダCB1300スーパーフォアのいい点や悪い点をチェックしてみよう!
ホンダCB1300スーパーフォアの良い点
外見・エンジン性能・走り心地に至るまで、文句なしに一流のバイク。
特に外見は前から見ても後ろから見ても欠点がなく、真の意味で洗練されたバイクの美しさを感じさせてくれます。
1300㏄という排気量が物語るように、パワーと速さも申し分ありません。
スピードを上げたいと思った時にあげられることや、ハンドル操作のしやすさも特筆したいところで、購入した人の満足度が非常に高いところも頷けます。
大きな車体のわりに、燃費がいいところも支持の高さの要因になっているようです。
ホンダCB1300スーパーフォアの悪い点
車体の大きさと重さから、取り回しがしにくいと指摘されています。
使用しているうちに慣れるという人もいますが、このクラスの大きさのバイクはどうしても取り回しのしにくさがデメリットになるため、小柄な人や力がない人は気を付けた方がいいかもしれません。
また、このクラスのバイクは街中のちょっとしたお出かけ用には不向きです。
長距離のツーリングや、道が悪いところを多く走る人に向いているバイクなので、逆に街中で軽く乗りたいというときは持て余してしまう可能性も。
ホンダCB1300スーパーフォアの査定額と買取相場
買取価格は時価であることを頭に入れた上で、参考にしてください。
また、走行距離や年式によっても買取額は変動します。
ホンダCB1300スーパーフォアの買取相場:平均50万万円。
場所によっては50~85万と紹介していることも。
どの年式のものを売るかでも違ってきますが、買取価格は高い値がつきやすいようです。
長年愛されて続けているバイクであること・発売から現在まで支持が高いことが買取価格にも反映されているのでしょう。
ホンダCB1300スーパーフォアを売却する前に
もしあなたがホンダCB1300スーパーフォアの売却や査定を検討している場合、チェックすべき項目を確認してみましょう。
新車が高いからこそ中古を探す人が多い
大型バイクであるホンダCB1300スーパーフォアは、新車価格が144万というかなり高額な車種です。
これがスーパーボルドールになると155万円を超えるため、いくらバイクが好きな人でもなかなか手が出ないというのも現実。
どんなに欲しくても、140万や150万を超えるバイクを購入するのはかなり勇気がいることです。
だからこそ、「ホンダCB1300スーパーフォアの状態がいい中古車を探して購入したい」というファンも多く、中古車の需要は高くなっています。
年式が高いものであればなおさら高く売れる可能性が高いので、古くなりすぎないうちに売った方が高額査定を期待でき、「売りたい」と思った時が売り時です。
必ず二社以上に査定をお願いすること
人気車種ではありますが、やはりショップによってつける買取額が違ってくる可能性があるため、査定は二か所以上にお願いした方がいいでしょう。
もともと高額な車両ですから、売るときは「できるだけ高い金額を付けてくれるところに売りたい」と考えるのは当たり前です。
少しでも高く買い取ってもらうためには、複数の査定を受けて比較をすることをお勧めします。
2003~2005年までのモデルは買取額が下がってきている
バイクに高い買取額がつくポイントのひとつが年式です。
ホンダCB1300スーパーフォアは新しい年式のものが発表されているため、2003年~2005年に発売された初期モデルの買取価格は下がってきていると言われています。
このモデルを売りたい場合は、できるだけ早くに査定に出すことをお勧めします。
また、この場合でも査定は必ず複数の場所で受けること。
複数の査定を受けることで、より高く売れる可能性も高まります。
ホンダCB1300スーパーフォアを少しでも高く査定・売却するためには
必ずCB1300をカスタムをしている場合はノーマルに戻すようにしましょう。
中古車を購入しようとしている人の多くは、カスタムしたモデルよりも「販売されていたままのノーマルモデルが欲しい」と考えていることがほとんど。
カスタムはどうしても好みがあるので、いい状態のものでも自分が気に入らないカスタムをしているバイクは買わないという人も少なくありません。
ホンダCB1300スーパーフォアは中古でもそれなりのお値段がするので、大金を払うと思えばなおさらノーマルな状態のものを求めるのでしょう。
もしホンダCB1300スーパーフォアをカスタムしていて、純正のパーツを持っている場合は、バイクをノーマルな状態に戻しましょう。
その方が高額査定がつきやすいです。
まとめ
年式が古いものは早めに売却をするのが良いようです。バイクの世界では、年式が新しいものほど高い値が付きやすくなります。
これはホンダCB1300スーパーフォアも例外ではなく、古いモデルはどんどん買取額が下がっていくので早めの行動をお勧めします。