オフロードヘルメットを選ぶ際には、適切なサイズを選び、安全基準を満たしているものを選ぶことが大切です。
ライディングによる危険性が高いため、頭部の保護機能に重点を置いた選択をする必要があるからです。
この記事に書いてあるコト
オフロードヘルメットの特徴
オフロードヘルメットは、オフロードバイクやATVを使用する際に使用されるヘルメットで、特に激しいライディングに対応するために設計されています。
以下に、その特徴を詳しく説明します。
シールドやバイザーが大きい
オフロードヘルメットのシールドやバイザーは、風や砂や泥などから顔を保護するために大きく作られています。
これは、オフロードライディング中に発生する小さな石や枝などから顔を守るためです。
また、シールドやバイザーが大きいことで、視野が広くなり、安全性が高まります。
一部のオフロードヘルメットには、交換可能なシールドやバイザーが付属している場合もあります。
通気性が高い
オフロードライディングは、激しい運動により発生する汗や熱が問題となります。
そのため、オフロードヘルメットは通気性が高く、内部の空気を循環させる構造になっています。
多くの場合、オフロードヘルメットには大きな通気孔やメッシュ素材が使用され、頭部の蒸れや不快感を軽減します。
耐衝撃性が高い
オフロードライディングは、激しい動きや高速走行による転倒や衝突が起こりやすいため、耐衝撃性が高いことが求められます。
オフロードヘルメットは、高強度のポリカーボネートやカーボンファイバーなどの素材を使用しており、耐衝撃性が高いだけでなく、軽量化も図られています。
落下防止機能が付いている
オフロードライディング中には、ヘルメットが落下してしまう可能性があります。
そのため、オフロードヘルメットには、落下防止機能が付属している場合があります。
この機能により、ヘルメットが頭部から落下することを防止し、安全性を高めます。
軽量化されている
オフロードライディングは、長時間のライディングや激しい運動が求められるため、ヘルメットの軽量化も重要なポイントの1つです。
オフロードヘルメットは、軽量かつ頭部にフィットするように設計されています。
これにより、長時間のライディングでも疲れにくく、安全性を高めます。
シンプルで丈夫なデザイン
オフロードヘルメットは、シンプルで丈夫なデザインが特徴的です。
多くの場合、エアロダイナミクスよりも耐久性と保護性を重視したデザインが採用されています。
また、オフロードヘルメットは、多くの場合、ヘルメット本体にデザインが施されています。
これは、ライダーの個性を表現するためのものであり、カスタマイズされたデザインもあります。
チンストラップがしっかりしている
オフロードヘルメットのチンストラップは、しっかりとした構造になっています。
これは、激しい運動中にヘルメットが外れることを防止するためです。
多くの場合、2点以上の固定ポイントを持つことが特徴で、頭部にしっかりとフィットします。
耳の保護がしっかりしている
オフロードヘルメットは、耳の保護にも配慮されています。
特に、耳の下部にある部分は、よく耳を保護するように設計されています。
これは、オフロードライディング中に発生する騒音や、小さな石や枝が耳に当たることを防止するためです。
視認性が高い
オフロードヘルメットは、視認性が高いデザインが特徴的です。
多くの場合、明るい色や鮮やかなデザインが採用され、ライダーの存在をアピールすることができます。
また、夜間にも視認性を高めるために、反射材やLEDライトが付属する場合があります。
このように、オフロードヘルメットは、オフロードライディングに必要な要素を取り入れた、高い安全性と快適性を兼ね備えたヘルメットとして、人気を集めています。
オフロードヘルメットの選び方
オフロードヘルメットの選び方では、どのようなオフロードヘルメットを選べばいいのでしょうか。
以下にそのポイントを説明します。
オフメインならゴーグル使用を前提に
オフロードライディングには、埃や泥などの飛散物が舞うことがあります。
そのため、オフロードヘルメットにはゴーグルを使用することが一般的です。
ゴーグル使用を前提にしたヘルメットを選ぶことで、フィット感や通気性が向上し、快適に運転できます。
ツーリング用途ならシールド付きヘルメットがおすすめ
オフロードヘルメットは、ツーリング用途でも使用できますが、長時間の走行では、ゴーグルの使用が疲れやストレスになることがあります。
そのため、シールド付きのヘルメットを選ぶことがおすすめです。
規格や認定の確認
ヘルメットを選ぶ際には、規格や認定の確認が必要です。
各国で規定された安全基準をクリアしたヘルメットを選ぶことで、安全性が保証されます。
重量の確認
オフロードヘルメットは、軽量であることが求められます。
長時間のライディング中に重たいヘルメットを装着すると、首や肩に負担がかかり、疲れがたまります。
軽量なヘルメットを選ぶことで、ライディングの快適性が向上します。
内装は取り外せるとよい
オフロードヘルメットは、泥や汗などが内部に付着することがあります。
そのため、内装が取り外せるヘルメットを選ぶことがおすすめです。
取り外し可能な内装は、清潔に保ち、長期間使用することができます。
必ず試着してフィットするものを選ぶ
ヘルメットを選ぶ際には、必ず試着することが重要です。
ヘルメットは、個人差が大きく、フィット感が合わないと安全性が低下します。
頭部にフィットするヘルメットを選ぶことで、最高の安全性を確保することができます。
オフロードヘルメット(ゴーグル)おすすめ5選
オフロードヘルメットのゴーグル仕様を見ていきましょう。シールドなどがなく、目の保護には必ずゴーグルなどを使用するような設計のオフロードヘルメットです。
やはりモトクロスなどの競技用とあってかなりデザインが派手でかっこいいものがたくさんあります。
HJC(エイチジェイシー) CS-MXII SOLID(ソリッド) HJH102
出典:アマゾン
- 効率よく内部の熱気を排出
- スクリューで角度調整
- ゴーグルのバンドがずれにくいリブ形状
- 着脱式内装:着脱式の内装は洗濯等のメンテナンスが可能
ZEALOT(ジーロット) MadJumperII(マッドジャンパー2)
出典:アマゾン
- 材質: FRP
- 規格表示: SG規格、MFJ公認
THOR 22 SECTOR SG BIRDROCK [SG規格][MFJ公認]
出典:アマゾン
- SG規格に適合した日本専用設計
- MFJ公認
BELL MX-9 MX-9 MIPS タガースプラッター
出典:アマゾン
- 耐久性の高いポリカーボネートシェル
- MIPS 衝撃保護システム、調節機能付きバイザー
- VFV(ベロシティフローベンチレーション)
- 取り外して洗濯可能な抗菌ライナー
アライ(Arai) バイクヘルメット オフロード V-CROSS4 レプリカ HAYDEN
出典:アマゾン
- 規格:SNELL/JIS
- 帽体:PB-cLc(ペリフェラリー・ベルテッド・コンプレックス・ラミネート・コンストラクション)
- 内装:ハイフィッティング・アジャスタブル・FCS内装(抗菌・消臭内装/オプションにて調節可能・特許)
オフロードヘルメット(シールド)おすすめ5選
シールド付きのオフロードヘルメットを見ていきましょう。ツーリングや街乗りなどに適しているモデルです。フルカバーされるシールドがついています。
フルフェイスに比べて口周りに大きなスペースがあるため顎回りが快適です。インカムなどでマイクなどもツケやすいでしょう。
ベンチレーションシステムやピンロックシールドが取り付けられるものもあります。デュアルパーパスやロングツーリングバイクなどはこちらのヘルメットがベストマッチ。
ヤマハ(Yamaha)バイクヘルメット オフロード YX-6
出典:アマゾン
- ロングセラーの「GIBSON」がついにフルモデルチェンジ
- 強靭なポリカーボネイト複合素材帽体
- 吸汗速乾性に優れ、殺菌効果を発揮するSUPERCOOL内装
- 耳周りスピーカー収納スペース
- 長時間走行の疲れを軽減する低重心設計
NOLAN (ノーラン) オフロードヘルメット N70-2X ソリッド
出典:アマゾン
- 機動隊の防弾盾で使用されるLEXANポリカーボネートをシェルに採用
- 帽体はSG規格
- チンガードとシールドはECE規格をクリアー
- チンガードの脱着が可能なクロスオーバーへルメット
- 昼・夜、明るさに応じて可動できるUV400インナーバイザー付き
- 雨や寒さ時に重宝する、曇り止めPINLOCKシート付き
【THH】TX-27トルーパー オフロードヘルメット【PSC SG規格認定】
出典:アマゾン
- PSC SG規格認定
ウインズジャパン(WINS JAPAN) バイク用 X-ROAD Ⅱ FREERIDE G20
出典:アマゾン
- メガネインサート
- ダブルバイザー仕様
アライ(Arai) バイクヘルメット オフロード TOUR-CROSS3
出典:アマゾン
- 規格:スネル・JIS
- 帽体:PB-cLc(ペリフェラリー・ベルテッド・コンプレックス・ラミネート・コンストラクション)
- 内装:FCSシステム内装(オプションにて調節可能‐特許)
- シールド:TXピンロックブローシールド標準装備
まとめ
以上のように、オフロードヘルメットを選ぶ際には、ゴーグル使用を前提に考え、ツーリング用途ならシールド付きのヘルメットがおすすめです。
規格や認定の確認、軽量化、内装の取り外し可能性、そして必ず試着してフィットするものを選ぶことが大切です。
これらのポイントに注意し、最高の安全性と快適性を確保しましょう。