バイク専用ドライブレコーダーの選び方を考えてみよう。車以上にバイクにはドライブレコーダーは必要と考える今日このごろ。
バイクにドライブレコーダーを取り付けて、万が一の事故やトラブルに備えよう。
昨今はバスやタクシーはもちろん、あなたのマイカーにもドライブレコーダーがついているのではないでしょうか。
ニュースやネット上などでもいろいろな事故やトラブルなどでドライブレコーダーで撮影された映像、動画がたくさん出回っています。
最近ではバイク用にも専用の高性能ドライブレコーダーがたくさん増えてきています。時代の流れと要望ですね。
そこでバイク専用のドライブレコーダーの選び方、また現在発売されているドライブレコーダーの比較などを交え、あなたにピッタリのドライブレコーダーをチェックしてみましょう。
この記事に書いてあるコト
バイクにもドライブレコーダー?必要な理由は?
バイクにドライブレコーダーを取り付けることは、現状マジでおすすめします。なんといっても車よりもバイクの方にドライブレコーダーは必要と感じています。
一番の理由はやはり事故やトラブルの記録をキチンと残しておくこととなります。これは自己処理の保険における審査においても事故の証拠や画像は大きな判断材料になります。
特に事故の場合、加害者側や不利な側の人は状況を自分に有利に話すことが多々あります。しかし、このような場合もドライブレコーダーに記録されている映像や動画があれば、動かぬ証拠になります。
あとからいくらでもなんとでも言える人の証言よりも、きちんとした映像が残っていることで、保険の審査やその後の処理に対して有効な証拠として提出が可能です。
さらにバイクで走っているドライブレコーダーの映像は、あとから楽しむことが出来ます。
きれいな景色のところ、つづら折れの峠、バイクでしか表せない走りの映像は非常に魅了的。
さらにカーブやコーナーではバイクがバンクすることで迫力ある映像が残っているのです。これらを自身のブログやYoutubeでアップすることで、しっかりしたアクセスや反響を得られることもできるでしょう。フェイスブックやインスタグラム、ツイッターなどとのSNS系にも相性バッチリです!
バイク専用ドライブレコーダーのチェック・選び方
車のドライブレコーダーと違い、バイク専用のドライブレコーダーは何でもかんでもOKと言う事はありません。バイク専用のドライブレコーダーは、選び方が重要。
まずはバイク用レコーダーの選び方、チェック方法を確認してみましょう。
いちばん大切な防水・防塵・耐久性のチェック
雨の中でも全く防水を考えなくていい車用のドライブレコーダーでは、バイク用として使えないことは、あなたも分かるかと思います。
そう、バイクは屋根がなく、またエンジンから、路面からの振動などがダイレクトに伝わってきます。そのため、バイクに使うドライブレコーダーは防水・防塵・耐久性が必要になってきます。
取り付ける位置は基本的にメーターまわり、もしくはハンドル、バックミラー、ウィンカー周りなどになります。
カメラですので、何かでカメラ本体を囲うことは出来ません。当然、雨風はもろに受ける可能性があります。間違いなく防水性は必要になります。
防水・防塵性能の「IPコード」
防水・防塵性能については、「IPコード」という表記から判断します。
「IPコード」は「IP○□」という構成で表示されています。○の部分を第一特性数字(防塵性)、□の部分を第二特性数字(防水性)として扱われています。
特性数字 | 防塵性 | 防水性 |
---|---|---|
0 | 特に保護がされていない | 特に保護がされていない |
1 | 直径50mm以上の固形物が中に入らない | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない |
2 | 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
3 | 直径2.5mm以上の固形物が中に入らない | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
4 | 直径1mm以上の固形物が中に入らない | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない |
5 | 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
6 | 粉塵が中に入らない | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
7 | - | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない |
8 | - | 継続的に水没しても内部に浸水することがない |
どちらかを省略する際には「X」が使われます。
ドライブレコーダーの電源
基本的にドライブレコーダーは電源が必要になります。電源のタイプもバッテリーやUSBタイプなど色々あります。
バッテリー内蔵タイプ
リチウムイオンバッテリーなどバッテリー内蔵タイプのドライブレコーダーがこれに当たります。内蔵バッテリーがあることによりカメラ本体を独立して取り付けることがき、余計な配線などが必要ありません。
またバッテリーを内蔵することで防水性も高まり、カメラの取り付け位置の自由度も格段に上がります。たとえばヘルメットにカメラを取り付けることも出来ます。
しかし、バッテリーが内蔵され独立していることでカメラの駆動時間はバッテリーに依存することになります。そのためカメラの映像撮影時間が数時間ということになり、長距離や1日中走る場合は何らかの対策が必要になるでしょう。
バッテリー直結タイプ
カメラ電源をバッテリーに直結することができれば、カメラの長時間稼働、バイクが動いている間切れること無く映像を撮影することが可能です。
ドライブレコーダーは基本的に映像を次々と上書きしていきますので、バッテリー直結方式を使っていれば事実上無限に撮影が可能となります。
カメラとレコーダー本体が分離型もあり、この場合カメラはハンドル周りやミラーなどに独立して取り付けることになるでしょう。
モニターが独立しているタイプもあります。
映像記録方法・タイプのチェック
ドライブレコーダーの記録方法は主に2種類のパターンがあります。
常時録画(上書き)タイプ
常時録画タイプはレコーダーが電源が入った状態であれば無条件でどんどんと録画をしていきます。そして、撮影が終わった古い順に新しいものが上書きをしていくことになります。
ループ式とも言われ、レコーダーの記録タイプとしては一番面倒がありません。
ただ、走行中などで、残しておきたい映像がある場合、SDカードの交換やレコーダーを止めるなどして、映像を保存する必要があります。
最近のドライブレコーダーは大体がこのループ式を採用しています。
ツーリングの記録を残す場合など、ツーリングの行程時間を換算して、長時間撮影ができるタイプを選ぶと良いでしょう。
衝撃感知タイプ
衝撃を感知した時にレコーダーが映像を撮影するタイプになります。また上記のループタイプを組み合わせたハイブリッドタイプもあります。
イベント録画タイプ
イベント録画タイプは「衝撃を感知」したときなどの映像を別フォルダに記録をして上書きなどを防ぐ機能となっています。
またイベントボタンなどでワンタッチ手動記録などもできるタイプもあります。
WIFI・無線LAN接続
ドライブレコーダーにWIFI機能が搭載をされていれば、手元にあるスマホを使いレコーダー内の動画を保存したり、YoutubeやSNSにアップすることが出来ます。
これは非常に便利で、ツーリング中などでも大切な動画や共有をしたいものをその場でネット上にアップできます。
またWIFIでスマホと接続されていれば、撮影をした動画をその場でチェックすることも可能。ランチのときなど仲間とライディング談義に花がさくことうけあい!
広角・明るいレンズ
ドライブレコーダーとして使うのであれば、カメラのレンズは広角タイプを選ぶとよいでしょう。
広角タイプは、レンズの視野が広く、ワイドな映像を記録することが出来ます。
事故やトラブルはバイクの正面や近い場所とは限りません。広角レンズで広い視野があれば、相対する車や対象物がどこから来たのか、どのような動きをしたのかがきちんと撮影ができます。
事故ということであれば、より明確に事故原因、説明がつくでしょう。各カメラのサンプル動画などをチェックして、どのくらい広角に撮影できるかを必ずチェックしましょう。
GPS機能
カメラやレコーダーにかなり必要なGPS機能。これがあればツーリングの記録や足跡、さらには事故などの時の位置情報などが正確に把握できます。
もちろん事故証明という点で行けば、GPS情報が必要かと言えば、重要度は高くありません。
しかし、GPS機能が働いていることにより、より正確な位置情報、映像情報を残すことが出来ます。
ただ、GPSを常時走らせているとバッテリーなどの電源をかなり使います。必ず電源は常時供給タイプにすることおすすめします。
バイク専用ドライブレコーダーおすすめランキング5台
バイク専用として使えるドライブレコーダーを5台ピックアップした。
色々なドライブレコーダー、また値段帯も色々あるので、ぜひチェックしてほしい!
デイトナ バイク専用ドライブレコーダー DDR-S100
- 高画質Full HD:高画質Full HD録画200万画素だから映像がきれい
- HDR搭載:HDR(ハイダイナミックレンジ)搭載で白とびなし
- 最大約14時間記録可能:ツーリングの出発時から夜まで、走行中全ての映像が録画できます(FULLHD/SDカード128G使用時)
- Gセンサー:衝撃録画機能(Gセンサー)搭載。衝撃を感知した場合、自動的に衝撃録画データとして保存されます。(初期設定はオフ)
- 夜間録画:1/2.7インチイメージセンサー搭載で夜間でも明るく撮影
- 防塵・防水性能:IP66相当
- 常時録画:電源ケーブルをイグニション電源に接続すれば、キーON/OFFに連動して自動で録画を開始/終了
- 音声録音:音声も録音可能。(ON/OFF可能)
- 商品内容:カメラ本体、12V電源ケーブル、防水USBケーブル、USBケーブル、ヘルメット/車体取付ステー。
旅の思い出もまさかのトラブルもバッチリ記録できる程度なのバイク専用ドライブレコーダー。
ミラーやヘルメットに取り付けることができるマウントも同梱。128GBのSDカードを使えば14時間の長時間録画ができる。
IP66相当で雨でも安心。バイク専用らしく衝撃録画機能(Gセンサー)搭載で衝撃を検出した場合、自動的に衝撃録画データとして保存されるので安心です。
アサヒリサーチ Driveman(ドライブマン) バイク用ヘルメット装着型
- 電源:リチウムポリマーバッテリー(最大8時間録画)
- 記録媒体:MicroSDHC(最大32GB)
- 防水・防塵:IP56相当
- 録画モード:常時録画
- 最高動画画質:1080P HD
- レンズ画角:104度
- その他機能:LEDライト・ウインドジャマー
なんと警察仕様(PS-8)は警視庁、大阪府警納入済みのドライブレコーダー。ヘルメット装着型で独立しているため取付簡単。
防水ケース無しでIP56相当と問題なし。フル充電で8時間の運用。
DV188 バイク用ドライブレコーダー 自転車 オートバイ用車載カメラ
- 分離式前後カメラはもっと品質アップ、防水に優れるほか、白飛びや黒つぶれ も低減
- フロントとリアのアクションを同時に記録
- 2.7インチ大画面液晶ディスプレイ、ビデオの撮影中や再生する時、その場で見 ることが可能
- バイクバッテリーから給電、常時循環録画できます(1分/3分/5分)
- G-Sensor搭載、衝撃を感知した時にデータをロックし、上書きされないように その映像を保護
- カメラ防水、本体は生活防水
なんといってもデュアルカメラが売りのドライブレコーダー。本体にモニターがついているので、その場で撮影を確認できる。
さらにSDカードには3つのフォルダに分けられ、前カメラ、後ろカメラ、SOS(Gセンサー起動時)に保存されるスグレモノ。
LANCERTECH オートバイ用 常時録画 ドライブレコーダー
- 前後カメラとレンズチップ分離式のデザインで、同時的にフロントとリア録画できます
- バッテリー電源に接続して、常時録画を実現
- デュアルカメラ防水レンズ
- ループ録画機能搭載:1/3/5分間設定可
- バックカメラは正像/鏡像設定可能
フロント、リアカメラ装備のバイク専用ドライブレコーダー。
フルHDの画質でSDカードは64GBまで利用可能。長時間の録画ができる。
140度広い角度で幅広い映像札絵ができます。また200万画素高品質の画像をループ式で録画できます。
Gセンサー内蔵、衝撃を検知したら、自動的に緊急録画(上書き禁止)スタートして保存するのは非常に便利。
「SJCAM正規品」SJ5000X スポーツカメラ WiFi搭載 30m防水
- 1200万画素のソニーセンサーが搭載し、170度の広角レンズ、1080PフルHD高い解像度
- 防水ケースがあり、30メートル防水
- 多数のアクセサリーが付属ので、サーフィン、バイク、車、サイクリングなど、水陸どこででも使用が可能
- WIFI機能搭載
中国製GOPROといえばわかりやすい。付属パーツが多いので、様々なシーンで活用ができる。
防水ハウジングが同梱されている。30m防水なので、バイクのドライブレコーダーとしての使用での問題はないだろう。
まとめ
もしあなたがバイクに乗っているなら、ぜひドライブレコーダーを考えてみてはどうだろう。
今や車は、かなりの台数がドライブレコーダーを搭載していて、事故やトラブルの際など、実際に役立っている。
バイクはやはり車に比べ弱い部分がある。事故やトラブルがあると、精神的に正常でいられなくなるだろう。そんな時、きっちり状況を把握、撮影されているドライブレコーダーはあなたの見方だ。
バイク任意保険とともにバイクにもドライブレコーダーを装着することおすすめするぞ!
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