オートバイは、原動機付自転車においてもシフトチェンジを必要とする物があり、これらは靴で蹴り上げることでシフトをチェンジするという仕組み上、シフトチェンジペダルをキックした際に靴側に汚れや傷が付着するという問題があります。
しかしながら、それらの問題は安易に解決が可能で、ここではそんな靴側に汚れが付着するかもしれないという問題の解決法について解説をしていきます。
この記事に書いてあるコト
シフトガードの種類
シフトガードには種類があり、大きく分けて二つの種類があります。
この基本の2つを覚えておけば後は自分が望むシフトガードを取り付けるだけも問題を解決できますのでまずはこの2つの特性を覚えておくとよいでしょう。
シューズにつけるタイプ
シューズにつけるタイプのシフトカバーはシューズ自体に合成樹脂の皮を装着することでその皮にペダル金属部分を当てて合成皮革側に傷ついてもらおうという考えの商品です。
もしくは、シューズ全体を覆うカバーをシューズにかぶせることでカバー側に傷ついてもらおうという考えで考案された商品です。
利点においては、靴を傷つけることの心配性が減少するのがこのシューズ型ですが、問題としては、取り外しを手動で行う必要性があり、いちいち取り外さないといけないという手間があるのがこのタイプです。
シフトペダルにつけるタイプ
シフトペダルにつけるタイプは、シフトペダルの金属部分にシリコンゴムを装着して靴を守ろうというコンセプトの商品です。
要は、金属を靴で蹴り上げるが故、靴側の方が耐久性がない素材であるが故、金属を柔らかくすれば傷がつかないのではないかというコンセプトから生み出されたのがこの仕組みです。
この仕組みの利点は、靴を履き替える必要性がない点ですが、難点としては、シリコンゴムの劣化が起きるとシリコンが溶け出すことにあり、シリコンが溶け出すと途端、べたつきが周囲を汚染することにあり、靴も汚染されシフトペダルの金属も汚染されることが難点です。
シフトガードおすすめ
ここからはシフトガードのおすすめ品について解説をしていきます。
どのようなポイントが利点で欠点であるかも解説をしていきます。
シフトガード バイク用 プロテクターパッド 保護カバー
出典:アマゾン
TPU素材で構成された靴側の先端に取り付けるブーツカバーです。
TPUであるが故、シリコンゴムのように溶け出すという心配がない製品です。
反面、固定用のバンドの繊維部分が脆いという声があり、TPU素材部分のガード機構よりも先にブーツに固定する繊維機構の方が駄目になると言われています。
デイトナ バイク用 シフトパッド
出典:アマゾン
合成皮革のブーツの先端に取り付けるブーツカバーです。
合成皮革であるが故、溶けるという心配がなく耐久性自体は優れています。
ですが、固定部分に問題があり、裏側の固定部分がゴム製であり、滑りを抑止する効果が高い分、変にグリップが生まれ通常の歩行において障害となるため、取り外しを粉わないとならないという欠点があります。
Ren He シフトパッド プロテクターパッド
出典:アマゾン
改良が施された、TPUとゴムの合成ブーツカーバーです。
ブーツの先端に取り付けて使用します。
改良型とありますが、まだ改良の余地がある商品で、固定具がずれやすいという問題と、固定具自体の耐久性が低いという問題があり、まだ改良の余地が残る製品です。
シフトガード バイク用 (2個セット) シフトパッド
出典:アマゾン
耐久性および装着性および、ずれにくさを追求したブーツカバーです。
ブーツの先端に取り付けるのですが、ずれにくさを追求し、ブーツを覆い隠すよう先端部を守ります。
利点においては、高い装着性およびずれが生じないという安全性ですが、他のブーツカバーと比較するとおしゃれに欠けるという問題があげられます。
シフトペダルカバー シフトパッド ゴム 滑り止め
出典:アマゾン
シリコンゴム製のシフトペダルカバーです。
オートバイ側のシフトペダルに装着して使用する製品です。
利点においては、装着がしやすいという声がありますが、反面に、シリコンの接着力が弱いため、シフトペダルに装着後、キック時にくるくるとシフトペダルに装着したカバーが回転するという問題があります。
エス・ケー・ワイ シフトカバー SCP-02
出典:アマゾン
ゴム製のシフトペダルカバーです。
ゴム製であるが故、吸着力とシリコンにはないべたつきが起きにくいという利点がありますが、反面、シリコンのように伸縮性はなく、装着時に無理にペダルに取り付けようとしてひび割れてしまうと途端形状を維持できなくなるという問題があります。
ラバーギアシフトレバーカバー 靴プロテオール
出典:アマゾン
天然ゴム製のシフトペダルカバーで、ゴムをキックする際の計上を見直すことでより正確にペダルをキックできるモデルです。
ゴム自体はやわらかく耐久性もありシフトがスムーズに行えると評判がよいのですが、あえて言うのであれば、適正サイズでも入らないというくらい穴のサイズに問題がある商品も存在するようです。
まとめ
シフトガードの必要性は、ずばり、自分の靴を傷つけたくないかどうかです。
自分の大切な靴を傷つけたくないのであれば必要となるのがこれら商品で、機能性を重視したものはおしゃれではなくなりますが、安全性と機能性の両立ができており、おすすめできる商品です。