足つき性とは、バイクにまたがった状態で、足の裏(正確には靴底、ブーツ底)が地面と接地する時の状態をいいます。
バイクは小柄な女性から、大柄な男性と、様々な体格、レッグ丈の人がライディングします。
カタログに掲載されたスペックや数値だけでは現実の足つき性は分りません。
というのも、シート高さ以外に、シート幅、座った際の上体の姿勢などが関係してくるからです。
カタログ数値でのシート高が低ければ足つきがいいように思えます。
しかし、実際にはシート幅なども関係してくることから一概にシート高だけで足つきがいいかどうかは判断ができません。
ライダーのウェイトにより、またがったときの車体の沈み方も大きく影響します。
特に、女性や体の小さい方など体重の軽い方や、スポーツバイクなどのサスペンションが固いな、ど、またがった状態で車体が沈まないと足つきは悪くなるようです。
バイク本体車重の重さも見かけ以上、足つき性に関連してくると思われます。
やはり愛車となるバイクですから、キチンと足つき性などは実車にまたがり確認した方がよいでしょう。
カタログから見る数値と実際にまたがった感覚はまったく違います。
またスポーツタイプのバイクなどハンドルが低い場合、上体が低くなります。アップハンドルのバイクに比べ足つきが悪くなるような感覚になる時があります。
安全にも関わる重要なポイントです。
具体的に購入を考える際には、実際にまたがり確認してみましょう。