シート後部に取り付けられたバーで、二人乗りするときに後ろの人がつかまる所です。
タンデムライダーが走行中身体を安定させるのに役立つ握り棒で、タンデムグリップ、タンデムバーなどともいいます。
バイクのシートカウル部分についているガイドのようなパーツです。
グラブバーはリアに乗る人にとって大変便利なツールですが、それだけに頼って両手で掴み、体全体を預けてしまうと発進時や加速時に後方にのけぞってしまい危険です。
逆にバーを使わず両手でライダーに捕まるとライダーが運転しにくくなります。
片手でライダーの胴に手を回し、もう片方の手でバーと掴むのが正しい使い方です。
2005年に高速道路でのタンデムが解禁となりました。
免許取得年数や年齢、道路区間などいくつもの規制はありますが、以来タンデム走行をするライダーは多くなっています。
リアシートに乗るタンデムパッセンジャーの方の手の位置ですが、両手でライダーにしがみつくとライダーが動きにくくなります。
逆に両手をグラブバーにつかまると、今度はライダーがパッセンジャーの様子がわかりません。パッセンジャーのライダーに回す手はセンサーの役目も果たします。
パッセンジャーは片手は常にライダーにもう片方の手はグラブバーを持ったりライダーにつかまったりするとよいでしょう。
一人乗りの時は、バイクのリアシートに荷物を載せる時荷掛けフックに使ったりもできます。