アクセルワイヤーは、ハンドルの右手側アクセルとキャブレーターのスロットルバルブをつなぐ、黒いチューブにはワイヤーが入っています。
アクセルとキャブレターのスロットルバルブをつなぐワイヤーがアクセルワイヤーです。
スロットルワイヤー、スロットルケーブルともいいます。
アクセル操作によりワイヤーが引っ張られ、キャブレターの弁が開きます。
黒いチューブの中に入っていて、走行中は常に動いています。
つまり、アクセスを操作すると、このワイヤー引っぱられ、キャブレータが開きガソリンとエアの供給量を変えエンジンの回転数を調整します。
アクセルワイヤーの動きが渋いと微妙なアクセル操作ができないばかりか、アクセルの戻りが悪くブレーキングの妨げ、また右手の疲労などにつながります。
湿気でワイヤーがサビたりしないよう、こまめに注油してなめらかさを保たせたいパーツです。
注油をおこたると、アクセルが重くなったり、最悪の場合ワイヤーが切れるので注意が必要です。
まめに注油をし、サビが出ないよう注意します。
また、注油の機会にはほつれの確認もしましょう。
アクセルワイヤーに注油しやすい工具などが販売されていますので、それらを使うといいでしょう。
そうしたメンテナンスを怠ると、アクセルワイヤーの動きが鈍くなり、アクセル操作、ブレーキングがスムーズにできず過度な右手の疲労を招いたり、極端な場合にはワイヤーが切れたりするなどのトラブルもあり得ます。
たまに「途中でワイヤーが切れたらどうしよう」と考える人もいるようですが、基本的にある日突然切れるものではなく、サビやほつれなどの予兆があります。
そうしたチェックの意味もこめ、月1程度のメンテナンスを心がけましょう。