ヤマハ SR400のレビュー/口コミ/インプレ/新車/価格【ユーザーレポート】

バイクで信州や北海道、九州など、大自然の中をツーリングしたいという夢を高校生の頃から持っていました。

バイク自体への興味というよりもバイクで旅をするという所に夢を見ていた気がします。大学1年生の頃に免許を取ったのですが、貧乏学生でなかなかお金が貯まらずに学生時代にバイクを手に入れる事が出来ませんでした。

社会人１年目でバイクを買う事にしたのですが、バイク選びは見た目の直感でした。SR400の美しさに一目惚れしたのです。セルがついていないとかそういった知識も無く、ただ「素敵！このバイクにする！」と60万円ほどを握ってバイク屋さんに行ったのです。

ツーリングをしたいのと、一目惚れで数年越しの夢が叶ったのです。

かっこ良くて、かわいい所が気に入っています。壊れにくく、メンテナンスしやすいのも魅力です。

また、ノーマルでも素敵なデザインのバイクだと思っています。

バイクとしては全く珍しいものではなく、多くの人が乗っているのですが、女一人でSR400でツーリングなどに出かけると結構な頻度で色んな人からお声がけいただいて仲良くなったりするので一人旅ならではの楽しみ方が出来ます（他のバイクの時とはちょっと違う気がしています）

キックでの始動のみなので、夏はエンジンをかける段階で汗だくになります。そして冬の寒い日はエンジンがかかりにくいです。またはかかってもしばらく乗るとエンストしてしまうのでちょっとヒヤヒヤします。

いいえ。今のところ買い換える予定はありません。

今のSR400を最後まで乗り潰すつもりでいるので買い替えは全くといっていい程検討していません。

例えば災害でバイクが破壊されてしまったとか、トラックが突っ込んで来てぐしゃぐしゃに潰れてしまったなど、どうしても修理できない故障などで、どうしても買い替えないといけなくなったら同じバイクと同じ年式、同じタンクの色の物を中古で探します。

無ければ仕方なく新しいSR400を買いますが、タンクは同じ色に変更すると思います。それくらい今のバイクが一番好きで、気に入っています。

20代半ばで行った北海道1周ツーリングです。21日間のロングツーリングはこの時が初めてでした。

会社を辞めて、精神的にも疲れてしまっていた時期だったのですが、一気にリフレッシュ出来ました。

雄大な自然の中を走り、北海道のツーリスト達への優しさに触れ、美味しい北海道の料理を食べて心の中の汚い物は全部洗い流された様な、そんな感覚でした。

とりわけ印象深いのがひたすら北上して走ったオロロンライン、真夏なのに夜はストーブをつけないといけないくらい寒かった稚内近辺、知床半島です。

可能であれば再び北海道1周ツーリングをしたいというのもありますが、叶いそうにないレベルの「夢」で言うならば、シルクロードを走ってみたいです。

日本の文化の源を見て、どういうルートで伝わって来たのかなどに想いを馳せながら走ってみたいと思いました。

色んな国、色んな地方の人達と接して、対話しながら、時々ホームステイをさせていただいたりしながら、文化を味わい、教わりながら走れたら最高に楽しく幸せだろうなと思っています。