RRIS:ロータリー&リードバルブ・インテーク・システム
ロータリーバルブの吸気ポート両側に、リードバルブを設けています。
低回転域ではロータリーバルブが作動、
高回転域ではリードバルブからも吸入するシステムで2ストロークエンジンの高速域を犠牲にすることなく低速域のトルク不足を補うシステムです。
AR125(1983年)に搭載されました。その後、KR250ではロータリーバルブのポートを小さくし、リードバルブのポートを拡大することで、高速域でのリードバルブの働きを高め、低速域でのロータリーバルブによる特性を向上させています。
- カワサキKR250A(搭載車両・1984年)
- エンジン 水冷2サイクルロータリーディスクバルブ直列2気筒
- 排気量 249cc
- 全長 2035mm
- 最高出力 45/10000 (PS/rpm)
- 最高トルク 3.7/8000 (kg・m/rpm)
- 乾燥重量 133kg
- タイヤサイズ(前/後) 100/90-16 / 110/80-18